大腸がん（Colorectal cancers: RC）は、2020年現在、がん関連死亡の世界第2位の原因となっています。CRC患者の診断と個別化治療戦略の追求において、分子／遺伝子プロファイリングは極めて重要な役割を果たしています。すべての固形腫瘍と同様に、診断上または予後上関連性のある変異を検出するためには、FFPEサンプリングが望ましい選択です。当社のCRC FFPE精度管理パネルは、CRCに特異的な臨床的に重要な変異を保有する人工細胞株を独自に組み合わせ、慎重に調合されています。このFFPEパネルは患者試料を複製し、AKT1、APC、BRAF、KRAS、PIK3CA、TP53などの主要遺伝子における実用的な変異を検出することを目的としたNGSやその他の分子生物学的手法を検証するための堅牢な精度管理試料として機能します（全遺伝子リストは添付の表を参照）。すべてのRevvity Mimixリファレンススタンダードと同様に、本製品はISO 9001:2015およびISO 13485:2016規格に準拠して製造されています。

バッチ固有の補足的NGSデータ

Colorectal Cancer Panel FFPE Reference Standardには、バッチ固有の補足NGSデータが付属しています。VCFファイルはこちらからアクセスできます。各バッチは、Agilent社のCREV4（Clinical Research Exome）キットを使用し、Illumina社のプラットフォーム上で250 xの深度でシーケンスされ、Illumina社 DRAGEN Somatic Pipelineでマッピング、ソート、バリアントコールが行われています。

Technical Data

Format: FFPE

Fixation Method: 4% PFA (w/v)

Section Size: 15µm

Cell Density: 3 x 10⁸ cells per block. Approx. 3.5 x 10⁵ cells per section

Expected DNA Yield: 400 ng using Promega Maxwell RSC FFPE Plus DNA Extraction kit

Genes covered: ABL1, ALK, AKT1, APC, BRAF, PIK3CA, KRAS, NRAS, PTEN, TP53

Allelic Frequencies: 3.00 - 22.00%

Verified Mutations: 

General information

Storage:  4°C

Shipping:  Ambient

Expiration:  See all product shelf life information

Intended use:  For assay developers, molecular diagnostic labs (Research use only)

Quality control

Allelic frequency:  Droplet Digital™ PCR

Quantification:  Quantifluor

DNA Integrity:  Agarose gel electrophoresis

Manufacturing Quality:  ISO 9001:2015 and ISO 13485:2016