OncoSignature™ HTRF創薬スクリーニングサービスで、単剤または併用療法としてご希望の化合物のプロファイリングを行い、臨床的有効性に関する広範な知見を獲得できます。
OncoSignature™ プラットフォームの実証されたケイパビリティ、検証された HTS ワークフロー、および当社エキスパートによるデータ解析の活用で、効果的な患者層別化に向けた根本的な耐性および感受性のメカニズム解明に必要な定量的なデータを獲得できます。
OncoSignature™ HTRF アッセイ
当社のHTRFアッセイで、臨床関連性のある広範ながん細胞株モデルパネルにわたって薬剤応答の基盤となる細胞メカニズムの大規模な探索ができます。高感度で堅牢なTR-FRET技術を利用し、完全自動化細胞パネルスクリーニングプラットフォームでリード薬剤を迅速にスクリーニングし、目的の標的タンパク質を解析します。薬剤有効性に関する包括的な知見を得るために当社は広範な細胞株パネルにわたる堅牢な定量データを提供し、お客様の薬剤開発プロセス全体を通じて重要な意思決定を支援します。
Key advantages:
- 300のOncoSignatureがん細胞株からなる臨床関連性のある細胞パネルへのアクセス
- 検証済ワークフローとハイスループット実行に適したスクリーニングデザインで時間とコストを削減
- 350種類以上のHTRFキット利用可能
- 単剤または併用療法として目的分子を評価
- 継続的なスクリーニング・サイクル、柔軟なオンボード、化合物のご送付
- 社内の豊富な専門知識(Cisbio-Revvity)
- 堅牢な定量データと解釈
HTRFアッセイとは?
HTRF(Homogeneous Time Resolved Fluorescence:均一時間分解蛍光)はアナライトを洗浄不要フォーマットで測定する堅牢で特異的な高感度なアッセイ技術です。薬剤治療に対するハイスループットなタンパク質解析に理想的なプラットフォームです。複数がん種または特定の分子サブタイプにわたるHTRFアッセイによる細胞パネルでの化合物スクリーニングで、がんの病態生理に関与する標的タンパク質活性または下流のシグナル伝達経路を調節するリード薬剤の能力を精査します。潜在的な臨床効果に関するより広い視点が得られます。
創薬に細胞パネルHTRFアッセイを使用する理由
がんの発生や進行メカニズムの根底にある多様な分子間相互作用やシグナル伝達経路の研究によって、様々ながん種が薬剤に反応するメカニズムやその理由の理解は、臨床への応用を確実にする効果的な治療法を設計する上で極めて重要です。HTRFアッセイは、GPCR、キナーゼ、エピジェネティクス、タンパク質間相互作用など主要な疾患プロセスの研究の機会の提供、お客様の薬剤効果を理解するためのバイオマーカーやサイトカインを幅広く定量化ができます。
OncoSignature™ HTRFアッセイスクリーニングサービスの主な用途
- 阻害剤の反応と基礎となる経路の活性化との関連性
- 単剤および新規配合剤のMOAおよびオンターゲット活性の確認
- 効果的な患者層別化のための感受性と耐性の促進因子の解明
- がん増殖と生存に関連するバイオマーカーに対する薬効の研究