CRISPRi/a application note
ゲノムワイドなCRISPRiとCRISPRaを平行して行うスクリーニングの有用性
dualスクリーニングCRISPRi/aサービスは、全ゲノムを対象とするCRISPRスクリーニングに用いられてきた専門知識を活用しており、1つのサービスで遺伝子摂動解析を通して薬剤と遺伝子の相互作用を同定することができるように統合されています。
CRISPRi/aスクリーニングは、遺伝子座を増幅するゲノム編集を行う際に見られる偽陽性のヒット同定の問題を回避するように設計されています。dualスクリーニングでは、CRISPRiとCRISPRaを並行して使用し、相反する機能の影響を解析することで、感受性をもたらす遺伝子を同定します。このアプローチは、薬剤の作用メカニズムを探索し、新規バイオマーカーを同定し、併用療法開発のターゲットを特定するための、新規で強力かつ体系的な方法です。
当社のdual CRISPRi/aスクリーニングプラットフォームは、薬剤と遺伝子の相互作用スクリーニングのゴールドスタンダードとなるように開発・最適化されています。このプラットフォームは、同じ実験モデル内で遺伝子のダウンレギュレーションとアップレギュレーションを並行して行うことにより、生物学的効果を深く洞察することを可能にします。以下のような受託サービスをご相談いただけます。
CRISPRi/aスクリーニングの納品物:
CRISPRi/aケーススタディーデータ
MCL1、BIM、NOXAを介したベムラフェニブのアポトーシスへの誘発で示される薬剤感受性と耐性の両方に影響する経路モジュレーターの同定